隣の客はよく紙喰う客だ

一般的なランチタイムの日常

無限へと至る道〜現代宇宙論から見る7〜

 

f:id:Babi:20210701101558p:image

 

本日は「7」学会・サテライト支部の報告発表会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

諸注意となりますが、本発表はカード単位の考察を主としております。その点、ご了承の上ご静聴ください。

 

 

 

 

 

 

はじめに

皆さんは「無限」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

ここにいるの大半を締めるであろう遊戯王プレイヤーには、同じサイクルを延々と繰り返す無限ループだったり、無限○○システムだったりが身近な「無限」かと思います。みんな好きですもんね、無限。

ですが、それらの意味する所の無限とは、実際の無限の持つ意味とは程遠く、何らかの条件で有限になるものでしょう。

 

かのキングオブデュエリスト武藤遊戯もまたマリク操る人形の無限ループ戦術に対し、こう言い放ちました。

 

「神の力は無限じゃない……山札の枚数という限界があったのさ!」

(高橋和希,『遊⭐︎戯⭐︎王』176話より)

 

神の力ですら無限ではないのに、皆さんが無限を…?そんなわけないでしょう。

時間制限や山札の枚数、相手の妨害などによりいとも容易く無限ではなくなってしまう。

 

果たしてそれは、本当に「無限」でしょうか…?

 

 

 

無限とは

無限(むげん、infinity、∞)とは、限りの無いことである。

(Wikipedia「無限」より)

 

書いて字の如く、である。

有限の反対に位置する概念で、有限な世界とされている人の世では無限は概念としてしか理解することができないとされています。

つまりは、無限という概念はあっても無限を再現しようとした時点で有限になってしまい、どれだけ無限に近づこうともそれは「限りなく無限に近い有限」ということになります。

 

 

 

宇宙の広さ

私は、無限と聞いて思い浮かぶのは「宇宙」でした。

f:id:Babi:20210705040052j:image

宇宙は常に膨張を続けており、限りなく無限に近づくものと考えています。

 

宇宙≒無限

そう考えて問題はないでしょう。ここでは。

 

と、ここまで長々と無限だ宇宙だと語ってきましたが、ここからが本題となります。

 

私からここに、「7」が宇宙の星をモチーフとした、無限へと至るためのカードである事を証明させていただきます。

f:id:Babi:20210705041320j:image

 

 

 

無限は∞の記号を使って表されることもあります。

 

この記号、義務教育を受けていれば見覚えがありますよね。

 

そう、数字の8が横に倒れてしまったものです。

 

7は8の一つ前の自然数になりますので、

つまりは「7」は無限の一つ前の状態にあると言えます。

 

①「7」は無限の一つ前の状態である。

 

つまり「7」は無限を再現しようとしても無限には届かず、限りなく無限に近い有限になってしまう現代に属するものであるということになります。

 

また、∞の記号は古代の象徴の一つであるウロボロスが由来となっている説があります。

ウロボロス (ouroboros, uroboros) は、古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を図案化したもの。

ヘビは、脱皮して大きく成長するさまや、長期の飢餓状態にも耐える強い生命力などから、「死と再生」「不老不死」などの象徴とされる。

他にも、循環性(悪循環・永劫回帰)、永続性(永遠・円運動・死と再生・破壊と創造)、始原性(宇宙の根源)、無限性(不老不死)、完全性(全知全能)など、意味するものは広く、多くの文化・宗教において用いられてきた。

(Wikipediaウロボロス」より)

「7」は自壊効果で死を、LPの回復・3ドローによるリソースの回復で再生を表しており、永続魔法としての特徴として再利用がしやすくその循環性が高いです。

 

これはおそらく、「7」が∞に近いため、そのモチーフの性質が色濃く反映された結果であると考えられます。

 

 

 

星の終わり

ここにお集まりの皆さんには既に周知の事実かと思いますが、「7」のテキストの内、「その後全ての「7」を破壊する。」効果はあらゆる破壊耐性を貫通して「7」を破壊します。

これは暫定的な回答ではなく、誰がいつ何回聞こうともKONAMIからは「「7」の破壊はあらゆる効果でも防ぐことはできません。」と確固たる意思で回答が返ってきます。

それが何故なのか。何故、3期のカードの効果が未だに特殊裁定で、テキストを読んだ通りの効果処理に調整されないのか。

 

その理由は宇宙にありました。

 

まず先に結論を述べますと、「7」は超新星をモチーフにしており、その破壊は超新星爆発を意味している、という事になります。

 

超新星が星として死ぬときに引き起こす爆発が超新星爆発です。

超新星爆発の後、とある確率でブラックホールが発生する場合があります。

先人の研究により、その確率は約1%とされています。

(ガチの論文をここに引用するのは流石に烏滸がましいので各自で調べて)

 

遊戯王にも「ブラック・ホール」のカードがあります。

山札60枚のうち1枚を引いて、1枚積みの「ブラック・ホール」である確率は約1.5%になります。

「7」は3枚揃った時に3枚ドローする為、1枚あたりのドロー枚数は1枚であることから、こう推測できます。

 

「7」が3枚揃った時、それらは破壊され、「7」1枚あたりが「ブラック・ホール」を引く確率は超新星爆発が起こった時にブラックホールが発生する確率と近似する値になっている。

これは即ち、「7」を超新星、その破壊効果を超新星爆発として捉えているものである、と。

 

②「7」は超新星であり、その破壊は超新星爆発である。

 

「7」の破壊が星の一生を賭けた超新星爆発とするならば、並のカードで防ぐことが出来ないという結論にも納得がいきます。

 いずれは星の終わりの光にも耐えられる破壊耐性を「7」に付与できるカードが出ることを願います。

 

 

宇宙の始まり

宇宙がどのように始まったか、知っていますか?

我々遊戯王プレイヤーの中では一般的な通説かと思いますが、「宇宙は1枚のカードから生まれた」という説があります。

真実の始まりはあまりにも遠く、はるかな昔

何も存在しない暗闇に、最初に1枚のカードが生まれた。

そして、表と裏が決まり、世界の始まりが訪れた。

やがてそこに星々が生まれ、そしてこの世界は築かれ

人間が万物の頂点に立った。

(『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』177話より)

この説に則ると、「7」3枚を揃えると3ドローが発生し、3枚のカードから宇宙が3つ始まる事になります。

 

③「7」のドローは宇宙を作る。

 

こうして出来た宇宙もそれぞれが膨張を続けて大きくなり続け、大きさは無限へと近づいて行きます。

 

遊戯王GXで語られる12次元宇宙というのはこのように「7」によって作られた宇宙であるとされています。

当時は「7」学会も発足しておらず、「7」が収録された『ファラオの遺産』発売日の2004年2月26日から遊戯王GX放送開始の2004年10月6日までは8ヶ月弱という期間で現代のように永続魔法の再利用手段も少なかったことから期間内に3枚揃えた回数が4回というのも妥当な数字と言えます。

 

 

 

総括

ここまでの内容をまとめると

①「7」は無限の一つ前の状態である。

②「7」は超新星であり、その破壊は超新星爆発である。

③「7」のドローは宇宙を作る。

となります。

 

このことから、

「7」は超新星をモチーフとしたカードであり、

その「7」を使い回すことで無限の一つ前という有限の世界から無数の宇宙を生成し、無限へと至る道を実現させる事が可能であることが証明されます。

 

皆さんが使う「7」が、無限へと至る大事な1歩となります。

皆さんが「7」を使う為のサポートやノウハウの共有など、我々「7」学会はその協力を惜しむことはありません。

※昨年の研究発表資料です。ご参考にどうぞ。

309-034.hatenablog.jp

 

みんなもぜひ「7」を使いましょう!

 

ご静聴ありがとうございました。